私たちがいちばん大切にしているのは、**“自分自身や、大切な人に安心して食べてもらえるお米であること”**です。
私たちは、外観(見た目)に価値を置いておりません。一般的に、お米に限らず農作物の価値は、外観（見た目）です。一等米、二等米と外観により価値が決まります。生産効率化のために過剰な肥料投入や農薬・除草剤の使用が繰り返されています。
家族の食卓にのぼるものだからこそ、育て方や手をかける工程ひとつひとつに、納得できるものだけを選びたい。
そんな思いで、自然の流れに逆らわず、土や水と向き合いながら、ていねいにお米を育てています。
当店で扱うお米は、種の段階から収穫するまで、農薬・除草剤や化学肥料はもとより、有機肥料（家畜糞系（牛糞、豚糞、鶏糞）、魚粕、油粕）も一切使用しない栽培方法です。
これを自然栽培と言われています。
慣行栽培米・特別栽培米・有機栽培米との違い
スーパーで販売されているお米や野菜のほとんどは、一般的に農薬や化学肥料を使って栽培されています。これを「慣行栽培」といいます。植物の成長を効率的に促すので、比較的安定的な収穫量をもたらすメリットがあります。
特別栽培米は、地域の慣行レベルに比べて、節減対象農薬の使用回数が50％以下、化学肥料の窒素成分量が50％以下で栽培されたお米のことです。
オーガニック・自然食品で見かける「有機栽培」では、化学合成肥料は使いませんが、有機物由来の堆肥などを使用します。また、指定された農薬を使用することを許されています。
無農薬・無肥料で育てられた「自然栽培」のお米は、スーパーなどに流通せず、残念なことに全国的にもあまり知られていません。